満開 2004005
朝起きて1番に思いついたのはTwitterを開くこと。ふと目についたのは元彼女のツイート。何を思ったのか自分でも分からないがメディア欄を漁ってしまった。すると2020/08/08の呟き。僕の部屋の写真だ。そうかこの日家にいたのかと考えるだけで胸が痛くなった。言い遅れた(書き遅れた?)今の彼女とは上手くいってない。笑えるくらいに。
今日は13時からバイト。この時間からのバイトは普段18時から出勤してる僕にとって違和感しかない。普段お客さんも従業員も少ない夕方から働くものだから昼はお客さんが多くてストレスばかりだ。バイト中、4歳位の子供に指をさされた。ここでも悪者か。
家に帰った。アパートを出てすぐの1軒家には大きな桜の木がある。満開の桜に街灯の光が当たっていた。綺麗だった。いつか自分達もあんな綺麗な姿になりたい。大人になったって楽しみたい。でも桜のように散りたくは無い。
今日はやけに疲れたみたいだった。早めに眠ろう。
呆れ 200403
今日もあのウイルスの話でメディアは持ち越し。そう流行りのインスタグラムも出鱈目ばかりのマスコミも。
今日の、いや昨日の夕方「広島県で集団感染」なんて言葉が飛び込んできた。その後の県の会見は大した事を話してくれない。なんなら学校を再開するつもりらしい。ウイルス感染とかよりお偉いさんが考えていることが怖い。
母が忙しいので今晩はコンビニのカレー。もう3日は母の手料理を食べてない。恋しい。
1日中ギターを弾いていたものの覚えたコードは片手で数えれるくらい。「馬鹿の1つ覚え」と馬鹿にされた気がする。気がする。
夜になって母の言葉で如何に自分がだらしない生活をしてるか気づいた。
散歩に行こう。この家賃6万円くらいのアパートで今日1番だらしなかったのは僕だ。自負する。何故かって?顔すら洗っていない。
ポケットに500円くらいしか入ってない財布を入れてイヤホンを着用して扉を開けた。外は暗い。正直、朝の気分で家を出た。
アプリがあまり入ってない僕のスマホ。いつもの場所にあるミュージックのアイコンをタップ。容量パンパンになるまで尊敬する知人がくれたバンドの音源。シャッフル再生。最近よく聞いてるあのバンドの曲。なんだか風景にも合って今日はやけに心に沁みた。100点満点の星空を見上げて何も出来ない自分に対して中指を立てた。外へ出てもだらしなかった。
午後21時を少し過ぎた頃。家へ帰る。毎日通る県道274。自宅から暖かい光が見えてきた。
環境が変わって1年。ここからなにか始まるかもしれないという期待と不安が今日も深夜に襲ってくる。